映像編集ってなに?

テレビの編集って何ってきいたら、あるテレビ編集者は整理、整頓といっていました。また、ある編集者は、見やすく、わかりやすくすることと言っていました。

撮影したテープの映像には、面白いもの、つまらないもの、上手に撮れたもの、失敗したものなど様々なシーンが記録されています。その中から、どのようなストーリーにするか構成して、映像を選び、撮った時の「面白さ」や「感動」をより見る人に伝わるようにするのが映像編集です。

NGシーンをカットする

人の顔などを大きく撮りすぎてなんだかわからない、画面が動きすぎるなど、失敗したシーンや不要な部分をカットするだけでも見やすくなります。

映像の順番を変える

例えば、A の映像は「男の子の笑顔」の次に「ケーキ」という編集がされています。

まず、男の子が笑ってますが、なぜ笑っているのか分かりません。次のケーキの映像が見えて初めて男の子はバースデーケーキを見て笑っていたのが分かります。

次に映像の順番をB のように「ケーキ」「男の子の顔」というように変えてみましょう。まず、バースデーケーキが見えてる時は、誰かの誕生日ということしか分かりません。次の男の子の映像が見えると、この子が誕生日でケーキを食べたそうにしているというストーリーに見えます。

映像の順番を変える

他の素材も加えて映像表現を豊かにする

例えば、撮りためた季節感のある映像を使ったり、写真やデジタルスチルカメラで撮影した素材も利用するとより表現が豊かになります。

他の素材を加える

タイトルや文字(スーパー)を入れて分かりやすくする

テレビ番組などを見ると必ず冒頭に番組タイトルが出てきますが、作品にもタイトルを入れることによって作品のイメージができて見やすくなります。それ以外にも、途中で画面にあわせて地名や人名を入れたり、メッセージを入れることにより、文字の情報が映像をサポートして、よりわかりやすくなります。

文字を入れる

エフェクトなどの映像効果を使って印象的な作品に仕上げる

テレビコマーシャルやミュージッククリップ(プロモーション)で見られるような複数の映像を合成したり、特殊効果を使用した編集をすると、印象的な作品になります。

ナレーションやBGMを入れて作品らしくする

ナレーションや音楽・効果音などを入れるとさらに分かりやすくなります。ナレーションを入れることで映像では見えなかったメッセージを補うことができ、また音楽・効果などのBGM は、映像のイメージを何倍にも膨らませてくれます。こういった作業も、より印象的な作品に仕上げるための編集なのです。